ギックリ腰と慢性腰痛にお悩みの浜松市中区にお住いの女性
ギックリ腰ってどんな症状か知っていますか?
先日来られた女性はただの腰痛と思っていたようです。
ギックリ腰の好発部位は腰方形筋です。
ここです。
ご来院時は背中はまっすぐのまま前かがみができない様子でした。
座位よりも立位の方がマシで、相当ツライ様子でした。
施術の方は腰方形筋を筋膜リリースで緩めました。
しかし、少しは軽くなったけど、まだ痛いとのことでした。
特に前屈で痛みが出る。しかも、腰の真ん中あたりとのこと。
そう、多裂筋です。
触診すると、ビンゴでした。
「あ〜、それ!」
多裂筋は背骨を最深部でガッチリと繋ぎ止めてくれている筋肉です。
「縁の下の力持ち」が働き過ぎて、疲れ切った状態ですね。
私はギックリ腰の原因を、「小さなストレスが重なって、ある閾値を超えた時に起こる」と説明しています。
この多裂筋は奥深い筋肉です。
徒手では深部まで緩めることは1回では無理です。
そこで、鍼灸を提案しました。
以前に鍼灸をしたとのことで恐怖心はありませんでした。
ただ、その時は何も変わらなかったそうです。
しかし、そこはしっかりと解剖を理解しており、症状と触診時の再現痛から心配はありません。
4本の鍼を打ちました。
そこへ低周波をかけましたが、通電中から「なんか効いている気がする」とのことでした。
さて、電気が終わったので、効果判定です。
はい、すんなりと起き上がりました。
そして、立ち上がりました。
ただし、カバンを取る動作がいけません。
両足を揃えて下にかがみました。これでは腰痛をぶり返します。
足を前後に開いて屈むよう指導しました。
その他、掃除機をかける動作も足を揃えないで前後にするようお願いしました。
左の画像は足が揃っているので腰部に負担をかけますのでダメです。
右の画像は足を前後に開いており腰部には負担をかけません。大腿四頭筋で支えています。
それと寝返りがうまくできていない様子でした。
お子さんと寝ているので、自由に寝返れていないようです。
ヒトは通常一晩に20〜30回と言われています。
寝返りが打ちやすい寝具と枕でお休みください。
日常生活の注意点を意識するだけでも腰痛を繰り返さないので、覚えておくと良いですね。
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ギックリ腰を繰り返す方、どこに行っても改善しない方、痛み止めを飲みたくない方はご連絡ください。
整体院ハンドオンハンド
森下
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浜松市中区天神町23−12ライブM天神1階