浜松市南区から坐骨神経痛の男性が来られました
こんばんは。
整体院ハンドオンハンドの森下です。
今日は浜松市南区から坐骨神経痛の男性がいらっしゃいました。右殿部〜下腿後面に痛みがあるそうです。多いんです。通常は大殿筋か梨状筋を疑います。
私もセオリー通りに大殿筋と梨状筋を触ってみました。
しかし、痛みは少しも変わりません。
そこで、同じく坐骨神経の症状を出す内閉鎖筋を調整してみたところ、痛みは変わりました。痛みが変わるということはそこが原因になっている可能性が高いです。
なので、内閉鎖筋を緩めてみました。
これが内閉鎖筋です。
起始:寛骨の閉鎖膜
停止:大転子の転子窩
神経:仙骨神経叢(S1-2)
すると、全く痛みがなくなったんです。
ビンゴです。
ここまで問診20分含めて、35分で終了しました。
腰部脊柱管狭窄症にしても、坐骨神経痛にしても血流が悪い人が多いという印象です。
完全な運動不足です。
なので、余った時間に下肢のエアマッサージをしました。10分のエアマッサージにて10000歩を歩いた時と同じくらいの血流改善をしてくれます。高齢者には持って来いかもしれません。
マッサージモードはマッサージ・エステ・バイブレーションの3種類あります。
これは女性にも、男性にも好評です。
血流改善するには他にも方法があります。
・運動を習慣にする:血流改善には有酸素運動が必要です。軽く汗ばむ程度の運動が良いと思います。自転車・ウォーキング・軽いジョギング・水泳などが好ましいと思います。ただ、運動は継続が難しいですよね。
・ストレッチやマッサージ:ストレッチはいつでも・どこでもできますが、マッサージは他人の手が必要です。しかも、マッサージはその場だけのことが多く、筋肉を逆に固くしてしまうこともあります。
・姿勢を良くする:気を抜くと背中が丸くなってしまうので、常に意識が必要です。胸を張って、顎を引いて、体重は踵ではなく、土踏まずあたりにかけましょう。
・身体を温める:冷たい飲食物、エアコンを控えましょう。夏はどうしても両方欲しくなりますが、冷えは万病のもとです。
・入浴する:ぬるめのお湯に浸かる
・ストレス解消:何が自分のストレッサーなのか見極める必要がありますね。
・タバコや過度な飲酒を控える:少量のアルコールは長寿の秘訣です。飲み過ぎは高カロリーになり、動脈硬化につながります。タバコは毛細血管を収縮させます
・コーヒーを1日3杯飲む:賛否両論ですが、最近は良い報告が多いです。コーヒーの主成分はカフェインとポリフェノールであり、カフェインは覚醒作用・利尿作用・血流改善作用があります。コーヒーの愛飲で血流が30%改善したという報告があります。毎日飲むことで糖尿病の発症を抑えることができるそうです。血管が柔らかくなるからでしょうね。男性では17%、女性では38%低下したという報告があります。
同時に不足しがちな水分(水か麦茶)も問題ですね。
これは2017年厚生労働省のポスターです。
必要な飲み水は1.2リットルとされています。足りていないと思う方は食事の前後にコップ1杯の水を飲むように心がけましょう。
整体院ハンドオンハンド
森下
浜松市中区天神町23−12ライブM天神1階