どこの整体院が良いかわからないあなたへ
こんばんは。
整体院ハンドオンハンドの森下です。
歯科医院、接骨院、コンビニ
世の中に溢れています。私がやっている整体院もそうですね。
整体院は保健所への届け出が義務ではありませんので、正確な数字はわかりません。しかし、歯科医院や接骨院、コンビニは50,000軒を超えていると言われています。
ちなみに、美容院はどれくらいだと思いますか?
23万軒を超えているそうです。
カリスマ美容師のように予約が取れない美容師から、自宅兼美容院でご主人の収入をベースに小遣い稼ぎの美容師まで形態は様々ですね。
選び方は色々ですよね。
同じ料金なら早い方がいいとか、上手なところがいいとか、自宅から近いとか・・・
同じ時間なら待たずにやってくれるところとか、安い方がいいとか・・・
良い整体院の選び方について考えてみたいと思います。
⒈資格
「無資格」より「国家資格所有者」
国家資格を受験するためには厚生労働省で決められた単位数(履修時間)を取得しなければなりません。人体の構造(解剖学、組織学、発生学、骨学、神経解剖学、解剖実習学)をそれぞれ時間をかけて学びます。知識の基礎があります。過去には無資格者による施術でバキバキされて頚髄損傷になり、裁判になったケースもあります。
無資格者よりも施術料金は高くなる傾向がありますが、保険と考えてください。
⒉カウンセリング
「しない」より「する」
日常生活のどの部分に本当の原因が隠れているかをあぶり出すカウンセリングですが、実施した方がいいです。しないとダラダラになります。
初めてお会いするので、その人の動きやくせなどを知らなければ施術できません。ただ痛いところを揉むということはしていませんので、カウンセリングで細かく教えてください。完治への近道です。
⒊卒業後の勉強
「しない」より「する」
自動車の運転免許などと違い、国家資格は取得するとそれっきりです。更新がありません。
医学は日進月歩ですので、30年前のやり方でやられても困りますよね?
どんな研究会、セミナーに行っているのか聞いてみると良いですね。そうすると、新しい知識や技術を習得しているのがわかりますから。新しい知識や技術は患者さんに還元されるものなので、確認した方が得ですよ。
⒋料金
「安い」より「高い」
消費者にとって安いに越したことはありません。私自身もそうです。
しかし、安いと高回転型になり、いわゆる回転寿司状態で次から次へと患者さんが変わります。患者さんに向き合い、真剣に考えられません。次から次へと患者さんがくるので、調べたり・考えたりの時間が持てないのです。業務終了後に調べるといっても、20〜30人分となると長続きしませんね。
一方、高いと敷居は高くなり、カウンターの寿司屋状態ですね。時間に追われることが少ないため、時間の余裕が生まれます。その時間の余裕のなかで調べ・考えて次の施術はこうしようとプランを立てられます。患者さんに向き合って、本当の原因を探求できます。そうすると、痛みからの解放も近い将来、実現可能となります。
合計額で見てみると、かえって高い料金の方が安く上がって、早く治ったということにもなります。
⒌技術
「毎回同じこと」より「いろんなことを試してくれる」
ダラダラと整体するよりは、相手の身体は毎回同じ状態とは限りませんので、その状態に合わせた施術をした方が良いですよね。また、手を変え、品を変えの方が良い場合もあります。あるテクニックで良くなっている場合はそれを続けた方が良いです。
プロの料理人は食材によって使う包丁も違うと思います。
菜切り包丁、牛刀、刺身包丁、麺切り包丁、出刃包丁、中華包丁など
私もあらゆるお悩みを持つ患者さんによって、様々な技術を使い分ける職人になりたいと常々思っています。簡単に治せる症状から、未だにうまく治せない症状もあります。本当は当院に来るすべての患者さんを笑顔に変えたいと思っています。