10年来腰痛に悩む男性
こんばんは。
整体院ハンドオンハンドの森下です。
先日浜松市南区にお住いの男性が来てくれました。今日で2回目でした。
主訴は10年来の腰痛です。整形外科に行っても痛みは変わらず、知人から紹介された鍼灸治療院も2年半通ったが、こちらも痛みは変わらず現在に至るという状況です。
全身を観察したところ、極度のガニ股であり、明らかに腸腰筋が聞いていません。歩行でも足が上がっていませんでした。
腸腰筋が10年来の原因でした。これでは整形外科に通っても、鍼灸治療院に通っても良くなるわけがありません。なぜなら、整形外科では痛み止めをお尻に注射するだけだったそうです。鍼灸治療院では腰に鍼を打っていたそうです。
私自身も鍼灸師ですが、腸腰筋は太くて長い「中国鍼」でしかアプローチできません。痛み止め注射にしても腸腰筋を治療しない限りぶり返すので意味はありません。
極度のガニ股で歩くため、下腿三頭筋(ふくらはぎ)で床を蹴ることもありませんでした。
腸腰筋・大殿筋・足趾屈筋群・下腿三頭筋の著明な筋力低下と柔軟性低下が問題でした。
これらの筋力低下があることでかなり足背(足の甲)に浮腫がありました。
さらに特徴的だったのは第3腰椎棘突起が後方に飛び出していました。本来、腰椎は前弯しているものですが、後弯していたのです。
左図は若い人によく見られる姿勢ですが、腰椎は軽く前弯(前方へ弯曲)しています。
右図は高齢者によく見られる姿勢であり、本来前弯しているはずの腰椎が後弯(丸くなっている)しています。これによって隣接関節である骨盤は後傾(後ろに寝てしまう)し、さらに股関節・膝関節は軽度屈曲してしまいます。脊柱管狭窄症の原因の一つとも言えます。
前回、腸腰筋・足趾屈筋群・下腿三頭筋に対して施術しました。
その結果、腰痛はなくなり、翌日の朝から浮腫がなくなって、本人も付き添いの奥様も驚いていたそうです。今まで悩んでいた10年間はなんだったのか?と。
今日も前回同様の施術でお願いしたいとのことでしたので、その通りに実施しました。
今回もご満足でお帰りいただきました。来週のご予約をいただいたので、また2回目の結果をご報告したいと思います。
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整体院ハンドオンハンド
森下
090−2980−4323
浜松市中区天神町23−12ライブM天神1階