浜松市西区にお住いの首が回らないという男性
こんばんは。
整体院ハンドオンハンドの森下です。
今日は34年間確定診断もつかず、どこに行っても改善しなかったという男性が来てくれました。
そもそもは34年前に両足首が急に腫れて痛くて歩けなくなったことから始まったそうです。疼痛の緩解と増悪を繰り返しながら、右側が痛かったり、左側が痛かったりしたそうです。その間2〜3年は松葉杖をついて過ごしたとのこと。
その後、20年前に両手首が急に腫れて痛くなり、今でも右手が握れないと手を見せてくれました。
そして、今回ご来院の理由になった頚部です。18年前に発症し、痛いから動かさない。動かさないから余計動かなくなるを繰り返して来たそうです。
保険医療も通ったが、自費の民間療法もかなり通ったそうです。
問診の結果は日常生活の癖ではなさそうです。規則正しく、食事も偏っていません。
疼痛の質は重苦しい痛みということでした。
その上で施術を始めていきました。肩こりも首こりもあるということなので、肩甲挙筋から攻めていきました。かなり速攻で緩みました。
起始:第1−4頚椎横突起
停止:肩甲骨上角
関連臓器:胃
経絡:陽明胃経
頚部痛が出現すると呼吸が苦しくなるということから、斜角筋を疑いました。
起始:第3−6頚椎横突起
停止:第1、2肋骨
関連臓器:副鼻腔
経絡:胃経
こちらもうまく緩めることができました。効果判定をしてみると、動きやすくなったとは思うが、よくわからないとのこと。可動域がないので、スッキリしていません。
そうなんです。可動域があっての柔軟性なんです。
セルフケアは頚部のストレッチとしました。
どんなに筋肉が緩んでも、可動域がなければ筋肉の柔軟性は取り戻すことはできません。なので、可動域を広げようと思いました。しかし、その場ではなかなか難しく、自宅で行ってもらうこととしました。可動域が改善すれば筋膜リリースも効果を発揮すると思います。
整体院ハンドオンハンド
森下
090−2980−4323
浜松市中区天神町23−12ライブM天神1階