浜松市中区にお住いの軽いぎっくり腰で普通に顔が洗えないという男性
こんばんは。
整体院ハンドオンハンドの森下です。
今日は浜松市中区にお住いの男性で、9/29に軽いぎっくり腰をやり、だいぶ良くなったが前傾姿勢で顔を洗うことができないという方がこられました。
もっと早く来てくれれば、この1週間辛くなかったと思いますが、当院を見つけるのに時間がかかったそうです。
疼痛部位はここです。
右>左でした。
疑ったのは大腰筋、最長筋、多裂筋でした。
まずは大腰筋を緩めます。かなり腹筋が張っており、運動していますか?と聞きました。ジムに行ったり、サッカーをしているそうです。
なんとか大腰筋を緩め、次はうつ伏せで最長筋か多裂筋かを鑑別しようと腰背部筋を触診したところ、腰背部もかなり張っていました。多裂筋は指が入りません。
最長筋をリリースして、痛みが取れなければ多裂筋が原因として最も考えられるということになります。最長筋を緩めて行きましたが、大殿筋の触診を行ったところ、体幹筋に比べて張りがありませんでした。
ここで、考えられたのが、股関節・体幹の伸展に関与する大殿筋はあまり使われず、そのほとんどを腰背部筋で行っていたことで、負担が重なりぎっくり腰を起こしたと考えました。
そうすると、多裂筋はあまり関係ないかもしれません。
どうやら右最長筋を硬くしている筋肉は斜角筋だったようです。
なぜ腰痛の原因が頚部筋なの?と思う方も多いかもしれませんが、頸椎と腰椎は密接な関係があります。ジンクパターン(代償性のパターン)と言います。アイオワ州デモイン大学ゴードン・ジンクが見つけた筋膜のねじれパターンのことです。
最長筋だけを緩めて終了にすると、きっとすぐに戻るので、斜角筋を緩めました。今まで肩こりは感じたことがないとのことでしたが、施術後には肩の軽さを実感してもらいました。
ここまでで痛みを確認してみました。
来院前には洗顔時に両手で顔を洗ってしまうと、前傾姿勢が痛くてできませんでした。しかし、施術後には両手を顔の前に位置しておき、前傾してもらうとできます。ぎっくり腰の痛みは感じないが、以前からあった腰痛くらいの痛みを感じるとのこと。
横向きで施術しました。
横向きでも腰背部筋はかなり張っており、指が入りません。
なんとか最長筋を緩めましたが、問題は腰背部筋の張りと大殿筋の張りのなさです。
ということで、セルフケアはストレッチとセルフ筋膜リリース、90度-90度牽引にしました。
明日はサッカーしたいと言っていたので、天気が良ければ楽しんでいるかもしれません。
整体院ハンドオンハンド
森下
090−2980−4323
浜松市中区天神町23−12ライブM天神1階