磐田市にお住いの肩の痛みで腕が上がらない女性
こんにちは。
整体院ハンドオンハンドの森下です。
先週初めてご来院され、うまく治せなかったと思っていたところ、手の痺れが軽くなったと言われました。2回目は痛みの原因が後脛骨筋だったということがわかりました。
昨日3回目の施術にいらっしゃいました。今回は肩だけでなく60分で腰もお願いしますとのことでした。
腰は評価(検査)もしなければならず、後半30分でできるか不安でしたが、とにかく困っている症状を取り切りたいと思います。
まずは肩の原因になっている後脛骨筋を緩めていきます。筋膜のつながりを考えて関連する筋肉も順番に緩めていきました。もともと左の肩こりが強かった肩ですが、左は2回施術で盛り上がっていた筋腹は緩んで盛り上がりはなくなっていたので、右側もお願いしますとのこと。右側の斜角筋もかなり手強かったですが、緩めることができました。
ここまでで30分かかっています。
まだ腰は手付かずの状況。
肩の確認です。起き上がってもらい、痛みの出ていた動作をしてもらいます。痛み・可動域ともに大幅に改善していましたので、次は腰をするので横向きになってもらいました。
筋肉の状態は少し触っただけでも「痛い」というくらい過敏になっていました。
部位はギックリ腰の定番の腰方形筋です。原因を探っていきます。下肢症状はほぼありませんでしたので、殿部ではないかなと思いました。腸腰筋でビンゴでした。しかも面白いことに左側は腸骨筋に反応し、右側は大腰筋に反応しました。やはり、姿勢・左右差・重心が根本原因なんですね。左右で反応する筋肉が違うということは左右差が原因ということになります。
ということは、この方は左右差をなくせばぎっくり腰には2度とならないということになります。
しかし、腰(ギックリ腰)に関しては20分くらいでほぼ緩められたので、本人も私も大変嬉しかったです。施術は横向きで行ないましたので、左側を施術した後右側を施術する際に寝返ります。この時にもう痛みは訴えることはなかったです。そして、右側の施術後には寝返り・起き上がり・寝転ぶなど一連の動作に痛みはなくなっていました。
この日で3回目でしたが、一番喜んで帰られたのは言うまでもありません。
この方は肩・腰が終わると猫背の姿勢矯正のご希望もありますので、さっさと肩・腰の痛みから解放してあげなければなりません。とにかく全力で施術します。
すぐにできることとして靴の新調ですね。まだ履けることはわかります。しかし、靴底がまっすぐならまっすぐに着地できますよね?しかし、外側が異常にすり減っている靴底では斜めに着地してしまいます。しかも、蹴り出しは親趾の付け根です。
極端に言うとこんな感じ
そうすると、正常歩行でも踵から小趾から親趾にかけて体重はかかっていくのですが、靴底が外側ばかり減っている状態での歩行ではこの体重のかかり方がもっと大きな動きになってしまいます。これが原因で後脛骨筋の過負荷になったとも考えられます。
また、10代、20代とは違い、年齢をとると、歩幅が狭くなります。この時に歩幅の左右差があるのではないかという疑問も生じます。同じ歩幅なら同じように腸腰筋は伸ばされます。しかし、歩幅に左右左があったり、つま先の向きに左右差(ガニ股・うち股)があれば伸ばされる筋肉は左右で異なります。
整体院ハンドオンハンド
森下
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浜松市中区天神町23−12ライブM天神1階