妊活整体
こんばんは。
整体院ハンドオンハンドの森下です。
以前、妊鍼という内容のブログを書きました。
様々な症状の患者さんと接していると、「冷え」、「便秘」=「腸内環境劣悪」が非常に目につきます。加えて交感神経優位です。
冷えは体温のことです。
ヒトの体温はほぼ一定ですが、測定する部位によって異なります。
日本人の腋窩温の平均値は36.9℃、口腔温の平均値は37.2℃、直腸温の平均値は37.6℃です。その他鼓膜や食道温なども測定されます。
それぞれの数値は平均値であり、バラツキがあります。腋窩温の場合は36.0〜37.4℃の間が適正体温(WHO;世界保健機構)と言われています。
体温は表面体温と深部体温に分けられます。深部体温は身体内部の温度であり、一定の恒温状態にあると考えられています。一方、表面体温(表層温度)は外気温の影響を受けます。冷気に触れると毛細血管は収縮するため深部体温に差が生じます。逆に温環境では毛細血管は拡張し、深部体温と差がなくなります。
時間によっても若干の変動があり、日内変動、概日リズムと呼ばれています。
女性では日内変動の他に月内変動もありますね。
このように男性も女性も時間によって、日によって変動はあるものの体温が低いのは問題です。
体温低下の原因は食生活、エアコン、運動不足が原因と考えられます。
現在、日本ではこのように言われています。海外では逆の報告もありますが、食生活も外気温、運動習慣も異なるので比較は難しいと思います。
次は便秘について
私はもともと毎日1回(乳酸菌生産物質を飲み始めてから1日2〜3回)出ていましたので、苦しみは今でもよくわかりません。
一般的には1日に口から3回食べるわけですから、排便が2〜3回あっても不思議ではありませんよね?
口から食べたものは胃で消化され、腸管で吸収されますが排便に到るまで10〜20時間かかります。刺激物やアルコール多飲にて早くなることがあります。
便秘は1日に1回出ない人のことを言います。
腸内に便がたまると水分がどんどん吸収されて行きます。コロコロウンチはますます出にくくなります。そうすると、腸内では悪玉菌が活躍します。タンパク質(アミノ酸)を分解し、アミン、インドール、スカトール(3つとも臭いの元となる物質)という物質を産生します。腐敗した状態です。善玉菌はこのような物質を産生しないので、オナラや便に臭いはありません。母乳を飲んでいる赤ちゃんがこの状態です。
何もケアしないと善玉菌はどんどん減っていきます。そのため継続して補給しなければならないのですが、乳製品はカゼイン(乳製タンパク質)を含みますので、腸には良くないですね。植物性タンパク質由来の乳酸菌をお勧めします。乳酸菌生産物質かキムチ味噌汁、納豆がいいですよ。
便秘の改善には
・ファスティング(半日〜3日)をして、デトックスすると、かなりの爽快感が得られます。
・砂糖は摂らない。砂糖を摂ると、胃腸の動きが停滞します(糖反射)。
・腹式呼吸で副交感神経を働かせる(リラクゼーション)
・ぬるま湯を飲んで胃腸を温刺激する
副交感神経を優位にするには施術が必要となります。
その施術には腸へのアプローチと子宮へのアプローチがあります。もちろん、これらは服の上からの施術になりますので着替えは必要ありません。へその下あたり(子宮)とその少し横(卵巣)をタッチして動きの悪い方向があれば改善します。怪しくないので安心してください。
整体院ハンドオンハンド
森下
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