立ち上がり時の殿部〜大腿後面の痛みと痺れにお悩みの男性
こんばんは。
今日は浜松市中区から来ていただいた男性のお話です。
主訴は立ち上がり時に殿部から大腿後面の痛みと痺れです。本人的には坐骨神経痛を疑っているようです。病院にかかったところ、腰椎すべり症と診断されたようです。
お仕事はデスクワークでも細かい作業をするそうで、肩こりも含めて背中がガチガチのようです。
さて、施術を始めました。
見当をつけたのは腸腰筋でした。
なので、うつ伏せで開始し、腸腰筋の硬さをチェックしました。
すごく硬いです。この腸腰筋を硬くしていると、必ず腰痛はぶり返しますのでセルフケアを指導しました。
殿筋をチェックすると、硬さはないものの、筋力低下がありました。これまたセルフケアですね。
腰部筋はそれほど硬くなかったですが、背中の方が硬かったです。胸椎レベルの脊柱起立筋(棘筋、最長金、腸肋筋)ですね。これは仕事中の姿勢から来るものと考えました。これまたセルフケアをしてもらいます。整体院でいくら緩んでも週5回の仕事にて元に戻ってしまいます。
やはり原因は背面にはなく、この方の痛みと痺れの原因は腸腰筋だと確信しました。
はい、おなじみの腸腰筋ですね。
大腰筋と腸骨筋に分かれます。まずは大腰筋からアプローチしました。思った通り痛みがあります。触診するとかなり硬くなっていました。この大腰筋を上から順番に緩めていきました。そして腸骨筋をチェックしたところ、いきなり顔が曇りました。こちらも痛みや痺れの原因の一つになっていたようです。もちろん、腸骨筋もリリースしましたよ。
痛みや痺れの再現テストはできなかったものの、かなり軽くなりましたとのこと。再現するためにはある一定時間座位をとってもらい、そこから立ち上がってもらわなくてはならないからです。
その他のセルフケアとして、腰椎すべり症がありますから、腹筋を強化して腹圧を高める必要があります。というのも、背筋はスポーツ(テニス)をされているので、強いと思われます。腹筋と背筋のバランスを崩すとすべりが強くなる恐れがあり、脊髄症状(運動麻痺、感覚麻痺、自律神経症状、排尿障害)が出現するとまずいからです。なので筋力強化は殿筋と腹筋をしてもらうことにしました。
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ギックリ腰を繰り返す方、どこに行っても改善しない方、痛み止めを飲みたくない方はご連絡ください。
整体院ハンドオンハンド
森下
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浜松市中区天神町23−12ライブM天神1階