夜勤中に軽いギックリ腰
こんにちは。
先日浜松市内の病院で看護師として働く女性が来てくれました。
久しぶりのご来院でした。これまでは忙しさもあったけど、調子が良かったので来なかったとのことでした。
今回は夜勤中にオムツ交換など中腰姿勢が続いて「ピキッ」となったそうです。夜勤明けでしたが、眠い中来てくれました。自覚している疼痛部位は下図の部位でした。
背中の痛み(鈍痛)
仙骨部(中腰になった時にピキッとなったところ)
左殿部(その後痛みを感じたところ)
これらによって中腰姿勢はもちろんのこと、通常歩行でさえ痛みのため思うように歩けない。急いで歩けないとのことでした。
背中の痛みから施術を始めたのですが、すんなり緩みませんでした。水分摂取量を確認すると、「昨夜は取れなかった」ようです。やはり痛い人は水分が足りていません。1日1.2リットルの水分摂取を心がけてください。
腰部の筋肉で緩んだので、ギックリ腰の関連痛と考えられます。中腰姿勢での発症なので、中腰にならないように、痛みを起こさないように背中の筋肉で頑張っていたんでしょうね。
腰部と殿部の施術に移ります。と、その前に腸腰筋の硬さをチェックしました。硬いです。ストレッチは続けていますか?と確認しましたが、「調子が良かったのでサボっていました」とのこと。
腸腰筋は仰向けになってから施術することにして、仙骨部と殿部を調整します。完全に大殿筋ですね。
左図を見てみると、仙骨に付着していることがよくわかると思いますが、痛みは筋腱移行部や付着部に多く出る傾向があります。
この大殿筋を丁寧に緩めていきました。ついでに確認した梨状筋もガチガチだったので、こちらも緩めました。
セルフケアは腸腰筋とハムストリングスのストレッチ、大殿筋のセルフ筋膜リリースをお教えして自宅でやってもらうこととしました。
仰向けになり、腸腰筋を緩めていきます。おや?
腸の硬さを先に感じました。便は出ているものの、「出切った感」は感じていないとのこと。腸の内臓アプローチを行いました。小腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸それぞれ調整しました。腸内に便が溜まっていると重さで腸が垂れ下がります。腸は膜を介して腰椎にくっついているので便秘からも腰痛を発症することがあります。
腸が柔らかくなったところで、腸腰筋を調整していきます。これまた硬い!
スッキリと緩めたところで、施術を終了しました。
起き上がっていただき、痛みを確認すると、「痛みはありません」とのこと。
さらに、玄関まで歩いたところ、「来た時と全然違います」と笑顔で言ってくれました。
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ギックリ腰を繰り返す方、どこに行っても改善しない方、痛み止めを飲みたくない方はご連絡ください。
整体院ハンドオンハンド
森下
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