浜松市中区にお住いの脊椎固定術後も痛みと痺れでお悩みの女性
こんにちは。
整体院ハンドオンハンドの森下です。
浜松市中区にお住いの女性が来てくれました。
第12胸椎圧迫骨折、腰部脊柱管狭窄症で脊椎固定術を受けたが、腰痛・両下肢痛・痺れが強く残存。なお、手術前後にて大きく症状の変化はなかったとのこと。
症状は寝ても、起きても痛いそうです。起き上がり時に痛みは増強するとのことから筋肉が原因であろうことが考えられました。動作時に疼痛が増強するのはほとんどが筋肉が原因になっていることが多いです。常時痛いのは内臓疲労が考えられます。
この女性の場合、脊椎を固定しているため、筋肉の短縮・柔軟性の低下が原因として考えられます。さらに脊椎が動かない分、隣接関節に負担がかかっていることも考えなくてはなりません。
疼痛部位は赤丸で囲まれた部位でした。これは大殿筋の起始部であり、筋硬結が頻繁にできる部位です。
まずは腰痛の原因で大きなウェートをしめる殿筋からみてみました。痛みに殿筋が関与していることはわかったのですが、なかなか緩みませんでした。「あれっ、違うのかな?」と思いましたが、鼠径部で緩みました。その直後に起き上がり時の痛みはなくなり、一気に笑顔をみることができました。
これで戻り症状が出るか出ないかを後日評価します。戻りが出なければ原因は殿筋で決定ですね。戻り症状が出てしまえば殿筋そのものではなく、殿筋に筋連結する他の筋が原因ということになります。
もう一つはしびれです。足関節より遠位の症状が強く出ています。「リリカ」という神経障害性疼痛に効くという薬を飲んではいますが、効果のほどは、、、とのことでした。
施術の方はしびれの部位(特に踵に強いとのこと)から後脛骨筋・下腿三頭筋を疑いました。「なんかいいみたい」とは言ってくれたものの、こちらはうまく効果を出すことはできませんでした。
左図が後脛骨筋
右図が下腿三頭筋(腓腹筋、ヒラメ筋)
その理由として著明な関節拘縮があったのです。足関節背屈(足の甲側にあげる)が-10度であり、下腿三頭筋がカチカチに硬かったです。この筋肉の硬さから来ている可能性が高いです。ストレッチも行ってみましたが、アキレス腱は人体最強の腱組織です。本来は体重をかけないとなかなか伸びません。自宅で自主トレ(セルフケア)の一つとしました。後日再評価したいと思います。
手術でも、薬でも改善されなかった痛みと痺れでしたが、たった1回の施術で信用してくれました。回数券を購入してくれたため、また来週施術します。今度はバッチリ結果を出します!
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整体院ハンドオンハンド
森下
090−2980−4323
浜松市中区天神町23−12ライブM天神1階