浜松市南区の腰痛で寝たり起きたりが辛い女性
こんばんは。
整体院ハンドオンハンドの森下です。
今日は浜松市南区にお住いの腰痛に悩む女性のお話です。
今まで色々な理学療法士が関わってくれたそうなんですが、何も変わらないどころか段々と動けなくなってきたそうです。
本日初回だったんですが、どう考えても整形外科疾患に加えて、神経内科の疾患が隠れている様子です。お話をうかがっていると、無表情でお話をされ、呂律が回っていませんでした。文字を書くと小さくなります。動きは緩慢であり、すくみ足もみられます。
どう考えてもパーキンソンでした。ただ、医師ではないので診断はできません。そこで、病院はかかっているか聞いたところ、本人もパーキンソンだと思い医療センターを受診したところ、「こんなの病気のうちに入らないよ」と言われたそうです。
あまりにひどい話です。誤診しただけでなく、人として間違っていますよね?
パーキンソン病(症候群)の特徴は
無動:仮面様顔貌、すくみ足、動作緩慢、小刻み歩行
振戦:安静時に手や舌がふるえます
固縮:手足の関節の曲げ伸ばしが固く、抵抗感がある
姿勢反射障害:重心(体重)移動が困難
それ以外にも自律神経障害や認知症などが挙げられます。
これと鑑別しないといけないのがパーキンソン症候群です。
脳血管性・一酸化炭素中毒性・脳炎後・マンガン中毒性・薬物性・若年性があります。
しかし、この女性は理学所見の腱反射亢進がみられませんでした。
あとはL-ドーパという薬が効けばパーキンソン病と考えられます。そうすると、現在は難病指定ですので、申請さえすれば、一定金額(年収による)を支払うと、それ以上の金額は国費負担ということになります。
経済的負担が減る・なくなるだけでも家族は介護しやすいですよね?
さて、この女性は左腰部のみの腰痛を訴えました。座位姿勢を確認すると、かなりの円背です。右は痛みはないですか?と聞くと、右は全然痛くないとのことでした。
次に立位姿勢を確認すると、かなりの側弯があることがわかりました。上位腰椎が左凸に弯曲していました。頭頚部は真っ直ぐだったので、胸椎で右凸にすることで平衡を保っていると考えられました。
原因は側弯によって筋肉が縮んでいる方と伸びている方があり、かつ円背によって常時働いていることにあると考えられましたので、これらを緩めました。そうすると、寝たり起きたりすると痛かった腰が立っても歩いても痛くないとのこと。
しかし、これは一時的なことです。根本は神経内科を受診し、適切な服薬が必要だと思ったので、受診を勧めました。それでも依頼があれば施術させてもらいます。
整体院ハンドオンハンド
森下
090−2980−4323
浜松市中区天神町23−12ライブM天神1階