クラニオセイクラル・アプローチをご希望の男性
こんにちは。
整体院ハンドオンハンドの森下です。
先日、クラニオセイクラルアプローチを希望する男性からお電話をいただきました。
当院では3本柱(筋膜リリース、内臓アプローチ、クラニオセイクラルアプローチ)を行っています。これによって戻りにくい体づくりを提案しています。
しかし、この男性はクラニオセイクラルアプローチの単品をご希望されました。そのお電話の中で、「その他に症状はありませんか、肩こりとか、首こりとか?」と聞いてみたところ、やはり肩にも、首にも、肩甲骨にも症状はあったそうです。
その後、実際に来てもらいました。
痛み・不調のきっかけはウェイクボードでジャンプの着地に失敗して、頚部が鞭打ちのようになってからだとのこと。この3年間ずっと不調に悩まされてきたそうです。特にどこの整体に行っても取れなかった症状が左側頭部の重苦感です。
なるほどなと思いました。
一般の方がクラニオセイクラルを単品で希望するのはおかしいなと思っていたのです。ずっと不調で色々と調べたんだろうなと思いました。
頚部〜肩甲骨への施術から始めました。右側から始めましたが、順調に緩みました。お仕事がパソコン業務ということで肩、頚部ともに、軽く張っていました。左側の施術を始めようとしたところ、左利きか?というくらい張っていました。うつ伏せから施術しましたので、後頭下筋群と側頭筋もアプローチしました。
しかし、これでは左側頭部の重苦感は取れなかったです。
そこで、仰向けになってもらい、斜角筋をリリース後にクラニオセイクラルアプローチを行いました。テクニックはCV4(脳脊髄液の産生)、静脈洞ドレナージ(脳脊髄液の排出)、蝶形骨アプローチを行いました。施術が終わり、「終わりましたよ」というと、パッと目が開き「寝てしまいました」とのこと。
よく言われているのは「5gタッチ」というくらいの軽い力で治療するのがコツですね。私の暖かい手で頭部を包まれ、軽く操作されて気持ちよくなったそうです。
終了後は軽くなったということで今回の施術は終了しました。
セルフケアは肩甲骨はがしにしました。お仕事がパソコン業務なので、仕事の合間・合間にやってもらおうと思いました。頚部筋の左右差は自律神経の乱れにつながるので左右とも柔らかくなれば、症状の軽減につながる可能性があります。
整体院ハンドオンハンド
森下
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浜松市中区天神町23−12ライブM天神1階