ギックリ腰で動けない〜続報〜
こんにちは。
整体院ハンドオンハンドの森下です。
先日(27日)にギックリ腰で動けなくなった女性宅へ訪問し、施術しました。
その後連絡なく、昨日予約をいただき、今日訪問施術してきました。
27日の施術後の生活はどうでしたか?と聞きました。
すごく気になっていたので、一番に聞きました。
当日は大事をとってあまり動かなかったそうです。
翌日からはトイレにも普通に歩いて行けるようになっていて、29日にはほぼ動けるようになったそうです。
痛みはあるものの、27日から比べるとかなり軽くなったそうです。
可能な限り(痛みが増大しない範囲)で動いてくださいとお願いしました。
よ〜く考えてみると、動けなくなったギックリ腰は10回目だそうです。
放置すると(治ったからいいやと)、そのうち毎月のようにギックリ腰を起こすことにもなりますので、腰方形筋の疲労は極力取り除きましょう。全てを自力で行うのは困難です。専門家の助言・力を借りましょう。
さて、施術です。痛みが軽かったので早々に終了してしまい、肩こりとめまいの施術までできました。
腰方形筋についてはなんと後脛骨筋が原因でした。しかも、右側のみ。
あれほど硬かった腰方形筋が見事にユルユルになりました。
コチラが後脛骨筋です。深層にありますので、直接触れるのは一部または腱になります。
起始:脛骨後面外側、腓骨内側の近位2/3、骨間膜、筋間中隔、深筋膜
停止:舟状骨粗面、第1〜3楔状骨の足底面、第2・3・4中足骨底の足底面、立方骨、載距突起
神経支配:脛骨神経、L5、S1
関連臓器:副腎(膀胱経)
かなり時間が余ったので、他に気になるところはありませんか?と聞くと、めまいがあって、頚部をあまり動かせないんです。だから、頚部〜肩甲骨までが固まっているような感じとのこと。
この肩こりの原因は右肩甲挙筋・両斜角筋でした。めまいが起きるのが怖くてほとんど頚部を固定して生活しているとのこと。これでは常時頸椎カラーを装着しているようなものです。これについても、めまいが起きるのは仕方ない・めまいが強くならない範囲で動くしかないと決心していただいて頚部〜肩甲骨周囲の筋肉を動かせば肩こりは解消すると思います。
あとはめまいですが、コチラは詳細に評価すると時間が足りなかったため、クラニオセイクラルアプローチを実施しました。すると、触った直後から「いい」とのこと。できればベッド上にて行いたかったのですが、仕方ありません。当院に来れた時にもっとよくしてあげたいです。
施術終了後は立ち上がって、見送ってくれました。
前回は布団の上に寝たままだったので、状態は雲泥の差ですよね。
整体院ハンドオンハンド
森下
090−2980−4323
浜松市中区天神町23−12ライブM天神1階