高校球児を悩ます腰痛の意外な原因は?
こんにちは。
整体院ハンドオンハンドの森下です。
先日、真っ黒に日焼けした高校球児が来てくれました。
バットスウィングでも守備でも腰痛のため、思いっきりプレイ出来ないとのことでした。
当院に来られる腰痛の患者さんはある動きや姿勢が原因で、ある筋肉に負担がかかり、筋膜や膜を介して腰部の筋肉を引っ張ってしまうことで腰痛になることが多いです。
この高校球児の場合は少し意外な原因で腰痛となっていました。
その意外な原因とは?
身体的にはかなり細身であり、筋骨隆々とは言えないタイプでした。年齢は17歳でした。
どこに負担がかかっているのかなと推測しながら評価していきます。
硬くなっていたのは最長筋、腸肋筋でした。
色が変わっている筋肉が最長筋、腸肋筋です。
いずれも脊柱起立筋と呼ばれており、立位姿勢保持に重要な筋肉です。
いくつかの検査をしました。引っかかったのは大殿筋でした。
大殿筋を緩めていきました。しかし、まだ痛みは残っているようでした。
年齢から考えて、それはないだろうと思っていましたが、原因は筋力低下でした。
大殿筋、中殿筋の筋力が正常の60〜70%くらいしかなかったのです。
おまけに柔軟性低下もありました。
ハムストリングスの柔軟性低下と大殿筋の筋力低下が、本来起こすべき体幹を起こさずに腰部の脊柱起立筋のみ頑張っていたために腰痛を引き起こしていたと考えられます。
早速セルフケアの指導をしました。
ハムストリングスのストレッチです。
腸腰筋のストレッチです。
大殿筋、ハムストリングスの筋力強化です。
大殿筋の筋力強化です。
殿部と腰部にテニスボールでマッサージすることをオススメしました。
ひとまず、これで様子を見てもらうことにしました。
野球では非常に中腰姿勢が多いです。打つ時も守るときも中腰姿勢になりますので、必要な筋肉を強くしておかないとその分他の筋肉に負担がかかります。今のうちにしっかりとケアをしておけば、来年には高校3年生として思う存分プレイでき、最高のパフォーマンスを発揮してくれると思います。
来年の地方予選を楽しみにしています。
お友達追加後に一言だけメッセージを送信して登録完了になります ← LINE@お友達追加
あなたのかかりつけはお悩みを改善してくれていますか?一度お試しください。
整体院ハンドオンハンド
森下
090−2980−4323
浜松市中区天神町23−12ライブM天神1階