腸内細菌の寿命って?
こんばんは。
整体院ハンドオンハンドの森下です。
今日は、このところ多いダイエットコースの話題です。
腸内細菌には大きく分けて、善玉菌と悪玉菌と日和見菌の3種類がいます。
善玉菌の代表はビフィズス菌や乳酸菌ですね。
その働きは健康を維持するためのビタミンの合成、消化吸収の補助(酵素を作る)、感染防御、免疫刺激となっています。そのた短鎖脂肪酸という脂肪を除去したり、脂肪蓄積を予防してくれたりします。
悪玉菌の代表はブドウ菌、ウェルシュ菌、大腸菌(有毒株)でしょうか。
その働きは腸内腐敗、細菌毒素の産生、発ガン物質の産生、ガス発生(インドール、スカトールなどのニオイの元)です。これらは病気の原因になります。
日和見菌の代表はバクテロイデス、大腸菌(無毒株)、連鎖球菌です。
これらは割合の多い方に味方します。そのため、悪玉菌優位の腸内環境にしておくと様々な疾患を発症する可能性があります。特に注意したいのが便秘ですね。食べ物のカスが町内で腐敗している状況です。深部体温は腋窩少し体温よりも少し高いので、そんな温度で何日も有機物を放置していると腐敗しますよね。
そんな腸内細菌ですが、寿命はどのくらいなんでしょうか?
1週間です。
乳酸菌研究の3本の指に入る人が言っています。
たった1週間でヒトの美と健康に貢献して、子孫を残して死んでいきます。
激動の1週間です。
では、病気にならず健康に、美しさに輪をかけて、痩せることに重要な腸内フローラをどのように改善していけば良いのでしょうか?
答えは乳酸菌生産物質です。最低2週間続けてください。
私も大変気に入っていて、5ヶ月続けています。日本人なら誰もが知っているあの人も飲んでいるんですよ。
これには3兆個の乳酸菌が入っていて、ヨーグルトの6,000倍の量に値します。パワーでは20万倍と言われています。
乳酸菌といえばヨーグルトを連想するかもしれませんが、以下の理由でダメなんです。
⒈胃酸で生きたまま腸に届くのが難しい
⒉牛の乳酸菌のため定着しない
⒊毎日大量のヨーグルトが必要(ブルガリア人は朝も昼も夕もヨーグルトを食べています)
⒋動物性乳酸菌は悪玉菌のエサになるという報告もあります
⒌乳性脂肪はカゼインを含むため、アレルギーの原因となる。また、カゼインは腸の粘膜を破壊し、炎症・潰瘍を起こす。
→テニスプレイヤーのジョコビッチはグルテンフリー・カゼインフリーの本を書いているくらい有名です。一流選手は最先端の情報を集めていますね。
発酵食品(植物性)は良いですよね。
味噌(大豆)、醤油、納豆、漬物(特にぬか漬け、キムチ)はオススメです。
ただし、量が足りないんです。
腸内細菌は1,000種、1兆個います。
キムチ1gに数億個の乳酸菌がいると言われていますので、他の食材とは比べ物にならないですね。